平成25年度の精神障害労災補償状況を見て

厚生労働省は、平成25年度の精神障害の労災請求件数は、1,409件(前年度152件増)と過去最高と発表した。支給決定件数は436人で、調査開始以来、昨年に続き2番目に多かった。労働者にとって、労災請求のハードルは、下がっているように感じています。相談員の立場としても、労働者は証拠や知識を持って相談する方が増えてきていることを実感しています。証拠として、ICレコーダーや勤怠の記録、退社時に会社から家へのメール等を持っていることに驚かなくなりました。この問題は、経営者が労務リスクと認識して、職場改善をすすめていかないと減少しないでしょう。経営者としての予防のポイントは、労災認定で最も件数の多い、長時間労働、パワハラを予防することで大幅に労災認定リスクが軽減できます。個人的に、労働者側で労災請求した会社のブラック労務管理を見ていると、厚労省は、労災請求のあった企業への指導をもっと強化することを期待しています。労災認定された企業は少なくとも翌年は、必ず監督対象にしてほしいものです。ライトハウスは、経営者の方には、労務リスク対策だけでなく生産性の高い職場づくりを支援します。労働者の方には、メンタルケアも含めた支援をいたします。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000049293.html