限定正社員は、ブラックにもホワイトにもなる。

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ニクロが国内の店舗で働くパートの半分以上、1万6千人を地域で働く、「限定正社員」に登用する方針を決めた。社長自ら、制度の説明をしているのをテレビで見た。優秀な人材の長期・安定雇用による店舗運営・経営の安定を目指しているとのこと。今後の人手不足、労働契約法改正による有期契約者の無期転換も見据すえての制度なのだろう。従業員にとって、パートから限定正社員になると、人生設計も立てやすくなり、賃金アップも見込めるメリットもあるだろう。一方、正社員になることで、責任は重くなり、賃金に見合わない仕事をする「名ばかり正社員化」を心配する声もある。限定正社員の運用次第で、ブラック企業にもなり、ホワイト企業にもなるだろう。厚労省は今年中に限定正社員のルールを整備していく。企業は、制度本来の趣旨、育児、介護などの家庭生活と仕事を両立するための制度になるよう運用して欲しい。